ごせんちめーたー

上海在住新大阪人(一時帰国中)。妊娠中にTOEIC初受験し、970点達成しました。

「君の名は」を中国上海で見てきた!中国での反応は?

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「君の名は」を中国上海で見てきた!中国での反応は?

新海誠の世界観は、中国でもウケるらしい。

中国大公開の二日目に「君の名は」を見てきた自分が、レポートしちゃいます!

↑ こちらは実際のチケット。ネットで事前予約したため、サービス料金込みで映画館で買うよりもお安い59 元(約 990円 *2016年12月)。日本よりほんの少し安い程度でしょうか。

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「君の名は」中国語タイトルは「你的名字」

「你的名字」=「君の名」ですね。

直訳で何のひねりもないタイトルです。このくらいシンプルな方が先入観なく見られそうです。ただ、日本語の「〜は」のニュアンスを外国語に訳すのは非常に難しいと思います。

英語圏での公開タイトルは”Your Name”だそう。

無理に「は」のニュアンスを入れて訳そうと思えば以下のようになると思います。

・中国語「你的名字呢」⇒ イメージは、「君、名前は?」

・英語「May I have your name…?」⇒これだと、イメージは「お名前をいただけます?」でちょっと丁寧すぎるので、「Your Name?」かな。

やっぱ短い方が爽やかかなー!?

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公開前から話題だった「君の名は」プロモーションの様子は!?

そもそも公開日から1ヶ月ほど前に急に中国公開が決まりました。

↑ 2016年12月2日公開決定を伝えるニュース

準備期間としてはまあ十分かなと思いますし、町中で宣伝するのかな、とか映画館でもポスターたくさん貼ってあるのかな、グッズコーナーできちゃったりして・・・と期待していてワクワクしながら映画館に向かいました。

ちなみに私由子が行ったのは上海では古い方の映画館です。

   

↑ 映画館 「上海影城」 1993年創立。映画祭も行われるような割と有名なところです。それなのに大型映画館のようなド派手さやエンターテイメント性はありませんが、レトロでこじんまりとした雰囲気が好きな人にぴったりの場所です。

期待に胸を膨らませて、映画館に到着。待ちに待った「君の名は」を見る前に、ポスターなどなどを拝みたいとおもいきや、ロビー全体を見渡してもそういう類のものが全くないんですよね。他の映画はプロモーションされているのですが。カウンター付近は、電光掲示板に今日の上映映画が並んでいるだけ。

やはりプロモーションは間に合わなかったのか?と思ってがっかりしてふと入り口のガラス扉の向こうを見たときに目に飛び込んできたものが!

あった・・・(感動)

これこれ、これが見たかったんです。ポスターなんてもんじゃなく、巨大看板です。

話題性に見合ったプロモーションがしっかり展開されていました。

爽やかな青に照明が照らされて、中国で公開される映画としては今迄にない雰囲気。これは人目を引きますね。

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吹き替え?字幕?真相は?

上映が吹き替えになるのか字幕になるのか、中国の新海誠ファンの間ではちょっとした話題になっていました。結果、今回上映は字幕のみ。日本語の映画を中国の映画館で見るというのは非常に感慨深い経験でした。私は実はすでに2回も映画館に足を運んで見ているため、2回目は字幕の方にも目を配る余裕がありました。外国語の意味を文字数制限のある字幕に収めるのはただでさえ大変な作業ですが、今回は特に字幕を作った人は大変だっただろうなあと思います。

なぜなら、「君の名は」には、日本人独特の繊細で微妙な心理描写と、他の言語には見られない日本語の特性を生かしたギャグなどが含まれているからです。その一部を少しご紹介。

「君の名は」の笑いどころのひとつ、男の子に入れ替わってしまった女の子三葉が、男子高校生としての自分の呼び名がわからず困惑するシーンです。

「わたし?」⇒違う!

「わたくし?」⇒違う違う!

「僕?」⇒それも違うー!

「俺?」⇒正解!

中国語字幕ではどうなっていたかと言うと・・・

「人家 [rén jiā]?」 

解説:「他人」と言う意味ですが、場合によっては自分を指すことも。

「本人 [běn rén]?」

解説:「私自身は~」と言う時の、「自身」の意味です。

「在下 [zài xià]?」

解説:中国語の古語で「わたし」と言う意味。日本語だと「拙者」でしょうか。

「我 [wǒ]?」

解説:ここでようやくスタンダードな「わたし」が登場。

以上。字幕頑張ったなと思います。

日本語ほど、一人称「わたし」をあらわす言葉がたくさんある言語は世界でも類を見ません。英語なら”I”、中国語なら「我」だけで全てカバーできることが、日本語だと立場や状況によって「わたし」になったり、「わたくし」になったり、「僕」になったり、「俺」になったりします。このニュアンスを一人称に対する概念がそもそも違う海外の方に伝えるのは、決して簡単ではありません。

日本語音声では、女の子は男子高校生の一人称に慣れていないという単純なおもしろさ。

中国語字幕では、三葉が普通は使わない一人称をあえて使ってしまうことで、知らない場所に迷い込んだ戸惑いを面白おかしく伝える、というシーンになったのではないかと思います。

このシーンは映画館でもしっかり笑いが取れていました。中国の方にも面白さが伝わってくれて何よりです。字幕担当の方、お疲れ様でした!

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ネット上の感想

中国で主流のSNS、「Weibo」、「Wechat」では、映画館に足を運んだ人が感想をシェアしあったり、予告編や挿入歌を歌ってみた動画を流したりと、盛り上がっています。

友人がSNSに投稿していた感想は以下のような感じ。

  • 普通だったな。良くある要素(男女の入れ替わり、タイムスリップ等)をミックスしただけだったよ。曲は気に入った。
  • 純粋なラブストーリー。星空のシーンが最高にきれいだった。
  • 中国の映画館で日本の映画をみるというのは実に感慨深い。日本語ができてよかったと思う瞬間だった。(こちらは日本語が少しわかる方)
  • 映像が本当に美しくて、映画館で見て本当に良かった。「君の名は」の映像っぽい写真が撮れるアプリを見つけたからシェアするよ!

「君の名は」の映像っぽい写真が撮れるアプリって?

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中国で「君の名は」風写真に加工するアプリが流行る

これは、著作権の問題で話題になった、Everfilterの類似アプリ。

「Anime Sky」

↑ iPhoneからのダウンロード画面

これを使うと、普通のカメラで撮ったこういう景色も・・

↓ こうなります。

↓ そしてこうなります。

↓そしてそして、こうなります(笑)

↓ この調子で、普通のカフェテリアがこんな感じで撮れます。

写真をキレイに加工するだけでなく、ちょっと楽しい仕掛けもあるアプリです。

日本では本家の「Everfilter」というアプリが、著作権問題でダウンロードできなくなったようですが・・・。

「Everfilter」は、どうやら類似アプリがたくさんでていて、Animeskyもその一つみたいです。詳細を見たところ、公式に認められている旨の記載がなく、こちらも著作権は大丈夫なのかな?と気になるところです。大丈夫じゃない気がしますが、いまだダウンロードは可能です。

中国で「君の名は」を見た!レポート まとめ

日本での人気が早々にニュースになっていたので、中国でもぜひ見たいという要望に応える形で公開された「君の名は」。話題性とプロモーションの甲斐あって、中国マーケットでもしっかりと認知されているようです。

「君の名は」を地上波で見る感動ポイント3点

しかし、今「君の名は」よりアツイ話題は、やっぱり上海ディズニー♪かな。

【上海ディズニー攻略】簡単ファストパス。隠れミッキーも!

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著者について

由子

由子

中国上海在住。大都会上海が大好き。新海誠監督の「秒速5センチメートル」が好き過ぎるので、ブログ名にしてしまいました(o^^o)
日本と海外両方を拠点に生きるための便利情報、日常で気になるアレコレ、を独自の視点で発信しています。
中国語HSK5級、TOEIC970点を1回で取得。最近はTOEIC受験対策中心に記事書いてます。 [詳細]

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